勝手にコーヒーのお悩み相談回答スタート!!
ネットで見つけたコーヒーに対する悩みや相談に
コーヒーのプロフェッショナル『カフェロストロ』がお応えしちゃいます。
まずは第一弾のお悩みはこちら↓

ー質問内容ー
豆の保存方法ですが、ビニール袋に豆を入れその袋を密封瓶に入れて常温保存で大丈夫でしょうか?

冷凍庫に保存 というのもみかけたのですがどうなのでしょうか...?


ーS氏の回答ー
コーヒーの保管は難しいですよね。
いちコーヒー屋としての意見ですが、書かせていただきます。

正解は、コーヒーを飲んで美味しいという結果になった保存方法だと考えます。

したがってアナタの飲んだコーヒーが美味しければ保存方法として正解でしょうね。
わからない時はまず最初に購入しているコーヒー屋さんに伺っていただくことがいいのではないでしょうか?
自分のコーヒーをベストに飲んで頂く為のワザを伝授してくれるはずです。
返答なかったらコーヒー屋として残念です。。

以下記載文は、自分たちのROSTROブランドのコーヒーをご利用の方々や生徒さんにお話していることを自社実験の結果を元に記載させて頂きます。

正解とは言えませんので、ご参考までに読んでみて下さい。

高品質でおいしいコーヒーには、様々な条件(生豆の保管など含む)があるので一概に言えません。
今回はご質問の<保管>に焦点を当てさせていただきます。

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<焙煎>という工程の後、どれくらいの日数がたっているのかということを気にしてみてください。
目安は焙煎後日数が経っていると、最初にコーヒー粉とお湯を接触させたときにふくらみません(以下ふくらまないコーヒーと記載します)。

要するに焙煎直後であれば<ふくらむ>という事です。

また、焙煎後日が経って美味しくないというコーヒーは、鼻につくような異臭が感じられます。(一般的に酸化したと言います)
この場合はとっとと飲んでください。
ただし、密閉容器と冷凍庫を使用したほうがいいと考えます。

それでは、ふくらむコーヒーを前提に話します。
※写真を参考にしてください。
IMG_0911


コーヒーの保管で気にしていただきたいのは、
温度、酸素との接触、周囲の臭いの3点です。

温度とは:
温度が高いとコーヒーの油が豆の表面に出やすくなります(酸素と油が触れ合いやすい)。
冷凍庫などの温度が低いほうが油が固まっているようで長期保管に向いていました。
酸素との接触とは:
酸素と触れて酸化して美味しくなくなるためです。

周囲の臭いとは:
コーヒーは炭のようになっていて周りの臭いを吸ってしまうような現象があるため、物理的に周囲の臭いを吸わせないために密閉容器を使用して頂く事を推奨しています。
コーヒー豆をビニール袋に入れて、冷蔵庫や冷凍庫に保管すると魚や肉の臭い等を吸っているような不快な味になります。
ちなみに、世の中にはコーヒー豆を消臭剤として使用しているリッチマンも存在します。

使用するコーヒーが使い切るまで粉がお湯と接触したときにふくらんだ状態で抽出されているのであれば、『密閉容器を使用し常温』で問題ありませんでした。
酸素と触れて酸化していきますが、美味しい状態は保てていました。

焙煎後、使い切るまで時間が掛かる場合や日数が経つとふくらまなくなるという現象に対しては、
密閉容器で冷凍庫が美味しく飲めました。


以上です。
S氏、この回答書くのに所要時間3時間、、、
ふぅ。疲れた。

こんな感じで真面目にこれからもお答えしていきます。
質問ある方はどしどしご応募くださいませ。

 

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